キョウヨウ君’s blog

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貨幣の歴史 知ってますか?

         貨幣の歴史 知ってますか?

皆さんが普段何気なく使っているお金、最近はキャッシュレス化の波を受けています がそれでもいまだに身近に感じているのは紙幣や硬貨といった貨幣ではないですか?

今まで何気なく使っていた分、改めてどういう経緯で貨幣が生まれたのかを考える機会というのはあまりないと思います

今回はそんな貨幣の歴史について学んでいきましょう!

 

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まず最初に世界で初めて金属を貨幣として使用したのはメソポタミア文明です。

その当時は銀が使われており、銀を大量に持っていた富裕層は金融業者として活躍し、利子をとって銀を貸し付けるようになりました!かの有名なハンムラビ法典にも銀の利息は20%と制限を設ける法があったそうですよ!

そして時代は流れ紀元前7世紀、世界で最初に国家が発行した貨幣が登場します。それは現在のトルコに位置したリディア王国が鋳造したエレクトロン貨」です!

ちなみにエレクトロンとはギリシア語で琥珀を意味し、貨幣にはライオンのレリーフが加工されていてかっこいい作りに!その後古代ギリシアやアケメネス朝ペルシャに貨幣が広がり、ヨーロッパに貨幣の文化が根付いていくことになっていきます

 

一方日本での貨幣の歴史はいつから始まったのかというと、708年に日本最初の貨幣「和同開珎」が鋳造されることから始まります。しかしこの和同開珎、鋳造されたのはいいものの当時の日本では物々交換がまだ主流であり、貨幣での取引は盛んではなかったためあまり浸透しなかったそうですよ!

           

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しかし十二世紀末になると宋(中国)との交易が盛んになり、宋銭が大量に輸入されることに。その結果日本で本格的貨幣経済が広まることになりました!

その後鉱山開発によって金と銀の産出量が増大すると、各地の戦国大名はこぞって各地で特有の金貨・銀貨を鋳造。江戸時代に入ると、幕府は貨幣制度を統一し全国で使える金貨・銀貨を鋳造しました。これが皆さんの想像する小判の誕生ですね~

明治に入ると政府は十進法に基づく貨幣単位である「円・銭・厘」を導入し、今の私たちになじみのある貨幣へと進化していきます

 

貨幣といっても各地で違う歴史をたどっているので気になった方は調べてみるとまた新たなはっけんがあるかもしれませんね!

 

では次の記事で会いましょう!